イーサリアム下落の真相|ハードフォーク延期を初心者解説

ハードフォーク延期の背景

仮想通貨イーサリアム(ETH)のハードフォーク「コンスタンチノープル」が、日本時間の17日に行われる予定でありましたが、イーサリアム開発者サイドから15日の時点で延期が発表されました。

今回のハードフォークは、2018年から発表されていて、当初は2018年の11月にアップデートは完了する予定だったのですが、それが、2019年の中旬に1回目の延期が発表されていました。そして、今回、2回目の延期が発表されたのが今回のニュースとなります。

元々、今回のイーサリアムのハードフォークは、4段階のハードフォークのうちの3段階目に位置する「Constantinople(コンスタンティノープル)」というプログラムが実行される予定で、イーサリアムの公式ホワイトペーパーにも掲載されている内容となります。

しかし、そのハードフォークが2回目の延期になったことで、世界的にも今回こそはアップデートするだろうという思惑があったため、価格高騰の傾向に向かっていましたが、延期となった途端に下落の衝撃が走る展開となりました。

何が注目されていたのか?

仮想通貨のBTCは通貨として決済システムの進化を目指す目的で作られましたが、イーサリアムは、決済システムとして活用するため通貨として作られたものではありません。

それは、スマートコントラクトが実装されていて、ブロックチェーン上で契約行為を実行することが可能で分散型のプラットフォームとして活用するためのシステムです。

従って、イーサリアムのブロックチェーンを利用して誰でもアプリケーションを作ったりすることが可能とされているのがイチバンの特徴となります。

今回、アップデートする予定の「コンスタンチノープル」は、スマートコントラクトを実装するための手数料(ガス代)の削減やインフレ抑制を目的とするマイニング報酬の減額などが盛り込まれ、イーサリアムのネットワーク上でのパフォーマンスを向上させることが可能になると注目されていました。

ETH価格への影響は?

今回の大型アップデート「コンスタンティノープル」延期発表はイーサリアムの価格にも影響を及ぼしています。

延期の発表があった日本時間の午前5時半前後、イーサリアム(ETH)価格は急落し、全面的に価格の下落傾向が確認され、仮想通貨の上位銘柄の通貨と比較しても、大きい下落率で約-6%の下げ幅を見せました。

 

現状のチャートから考えると、現状はヨコヨコのレンジ展開のため、このレンジを抜けた方向にエントリーするのが適切ではないかと判断しています。

実体でブレイクしたのを見てからエントリーをおすすめしています。132ドル(14,400円)のラインを明確に上にぬけた場合には、再度150ドル(16,300円)のラインまで上昇すると考えても良いかもしれません。

ブロックチェーンでは、誰もがすべてのノードに必要なデータを複製して契約を結び、ユーザーやアプリ開発者が補償するノードを設定することができます。これによって、ユーザーデータをプライベートにすることができます。

イーサリアム(ERC20)系の規格を活用したトークンが多くあり、これらのトークンでイーサリアムのブロックチェーンを活用したアプリケーションが開発され、その開発を進めていくための資金調達としてICOがあるという流れです。

ひとつのブロックの中には取引履歴が入っていて、中に保管するデータ容量がいっぱいになったら、次のブロックに移行して次のブロックで取引履歴をまとめていきます。

新しいブロックが作られる時点で、新しいルールを用いてブロックを運営するように変更する方式のことをハードフォークと言い、ソフトフォークは言わば「仮想通貨のバージョンアップ」で、ハードフォークを「新しい通貨の誕生」というイメージで捉えることが可能です。

ゲームで例えるとソフトフォークの場合、PS4のハード機器を持っていたとして、PS4の中身がバージョンアップして中のプログラムをアップデートすると考えた良いと思います。

一方、ハードフォークの場合は、PS4からPS5という新しいハード機器へ切り替えるようなもので、取り扱えるソフトや中身の性能そのものが変わるようなことだと考えると良いと思います。

リエントランシー攻撃って何?

イーサリアムのスマートコントラクトは、自動的に契約を実行してくれるというもので、第三者の介入を抜きにして、契約行為を処理することが可能で、その内容を改ざんすることが不可能とされていて注目されている技術です。

通常、一度実装されるとプログラムされた動作を最初から最後まで行います。しかし、リエントランシー攻撃への脆弱性があると、スマートコントラクト内の任意のコードを繰り返し実行することが可能になります。

これはイーサリアムのスマートコントラクトに何度も入り(エントリー)、被害対象のアカウントから送金を何回もくり返して実行してしまい、その被害にあった場合、残高以上に複数回の送金を特定のアドレスに実行してしまうバグであり、それが脆弱性として今回の延期に繋がっています。

スマートコントラクトは、通常、その命令プログラムを一度実行に移すと、中断することは無く、一気にすべてのプログラムが実行されます。しかし、、特定のバグなどの理由があると、命令プログラムは途中でストップして、何者かの手によって別の処理を割り込むことができます。

途中でプログラムの実行がストップした処理状態に対して、もう一度、命令プログラムを最初から実に移すように実行されます。言うなれば、何回も重複して命令がループするようなイメージで考えるという事です。

この部分が「リエントランシ攻撃」と言われている内容です。ちなみに、「リエントランシ」の意味は再入可能・再入場という意味があります。

例えて言うと、自動販売機でジュースを買うとして考えてみましょう。

①お金を千円入れて、販売機が金額を認識する。
②ジュースを選んでボタンを押すとジュースが出てくる
③残金がおつりとして認識されて払い戻しを受ける

これが一連の流れですが、リエントランシ攻撃を受けた場合、

①お金を千円入れて、販売機が金額を認識する。
②ジュースを選んでボタンを押すとジュースが出てくる
③残金がおつりとして認識される段階でバグが発生して停止
④払い戻しの前にプログラムが停止した為、再度、プログラム実行
⑤もう一度、ジュースを選ぶことが可能になってボタンが押せる
⑥ジュースが出てきて、またまた、おつりが認識されずにバグ発生
⑦またまた、ジュースを選ぶ段階まで戻って、これを繰り返す・・・

これらの動作がエンドレスにループするようなものがリエントランシです。
これで考えると完全なバグだという感じですよね・・・

今回の延期をどのように捉えるか?

今回のイーサリアムのイベントを前にして、「噂で買って、事実で売る」という相場の格言通りに、取引が出来た人からしたら、今回のETHのハードフォークでも利益を確定出来た人は存在したと思います。

下記の資料をご覧下さい。

この資料は、CoinSwitchという海外の取引所が発行している資料で、過去のイーサリアムの価格傾向を表にしているものです。

資料見ていただくと、その傾向が分かるのですが、これまでのETHのハードフォークから算出すると、ホワイトペーパーで元々、計画されているハードフォークに関しては、価格のピークはイベント前にピークを迎える傾向があります。

更に、ホワイトペーパーで計画されていなかったフォークに関しては、イベントが行われた当日か、もしくはその後に価格のピークを迎えるという傾向になるのです。

これらの傾向を押さえていた人達が多くいて、セオリー通りの取引を準備していた人達の動きから価格高騰と下落が形成されたとも言えます。

そういう点でいえば、今回のハードフォークが延期になったのであれば、次回、ハードフォークの予定日に対して、同じ手法(イベント前で売り抜ける方法)も視野に入れておけば利益確定のタイミングを上手く狙えるのではないでしょうか。

次の日程はいつになるのか?

それでは、次のイーサリアムのハードフォークに関する予定日は、いつになるのか??というところが重要ではあるのですが、これは現時点では明らかにされていません。

Twitter上でも色々な意見が出ています。

https://twitter.com/naoki7680/status/1085371928356012033

https://twitter.com/1JhJsYgTGu6DUXL/status/1085423124483457024

流石に、今回で2回延期しているわけですから、次こそは3度目の正直ということで、正規のハードフォークが実行されることを願うのですが、現時点でのコンスタンチノープルのコーディネーターであるAfri Schoedon(アフリ・スコエドン)氏は、米SNSレディットを通じて、以下のようにコメントを発表しています。

「我々は、金曜日の開発者会議で今後について決める。(コンスタンチノープルは)今週は起きないだろう。情報を待ってくれ」

これらのコメントから推察すると、現段階では延期がいつまで続くかは、未定と判断した方が良いと思います。引き続きイーサリアムコミュニティからの新情報を待つ必要もありますので、追って記事にしていきたいと思います。

BITPOINT
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

私は毎日、仮想通貨に関する情報やビジネス経済に関する情報を呟いています。
是非、下記ボタンでTwitterのフォローをヨロシクお願いします。

LINE@では特別な投資情報を配信中

LINE@ではビットコイン、イーサリアム、リップルなどの主要通貨のテクニカル分析の情報配信を通じて、投資の仕込み時を適切にお伝えします。また、ICO情報、仮想通貨の速報情報などTwitterでは文字数の関係上表現出来ない細かい解説と、ブログでは教えられない情報をお届けしています。お気軽にご登録下さい。

これまで、セミナーや有料会員を通じて情報配信していた内容です。今だけ、コミュニティのメンバー募集を行うために無料で初心者が活用できる無料ツールのプレゼントをLINE登録を頂けた方にだけお届けしています。メンバーが一定数に達した時点で締め切らせて頂きますがご了承下さい。

「初心者から稼ぐ無料ツール9選」プレゼントページ

「初心者から稼ぐ無料ツール9選」のご紹介ページは、4桁のパスワード管理されています。下記からLINE登録を頂くとURLとサイトパスワードが配信されます。ここで紹介するツールの中には、使いやすいアプリやサイトの紹介に加えて「最新のリップル自動売買ソフト」完全無料でご紹介しています。リップルをメインで取引をしている方はこの機会に是非ともご活用下さい。

【無料のメルマガ配信】

■初心者向けのテクニカル分析配信
■インサイダー的なお得情報の配信
■初心者専用の「Q&A」情報配信
■相場変動に繋がるクジラ警報配信

友だち追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

大阪在中の個人投資家・企画マーケッター。これまで株式投資・FX等の経験を経て、2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年の仮想通貨バブルで一定の資産形成に成功しました。 現在は、初心者向けのスタートアップの解説サイト「仮想通貨INVEST2.0」を運営しながら、企画マーケティングのビジネスを展開しています。主に企画コンサルティング・商品開発サポート・販促マーケティングをしています。仮想通貨に限らず様々な情報をお届けします。