2018年の年末は、2017年と比較したらバブルとはなりませんでしたが、年明け1月に予定されている仮想通貨関連のイベントは目白押しです。どれも、価格上昇に直結して良いほどのイベント・スケジュールが予定されています。2019年の仮想通貨投資に繋がるイベントカレンダーを初心者解説していきます。
INDEX
1月1日『GVT』 プラットフォームリリース
GVTとは、ジェネシスビジョンと言って、運営者(ブローカー、マネージャー)と投資家(ユーザー、トレーダー)のどちらもが、公平に利益を得ることができるというプラットフォームです。
まず、運営者はジェネシスビジョンで独自のトークンを発行します。そして、そのトークンと引き換えに預けられた資産を運営して報酬を得ます。運営が成功すればするほど、投資家が増え報酬も上がっていく仕組みです。
仮想通貨Genesis Vision(ジェネシスビジョン・GVT)とは?
通貨名 | (通貨単位):Genesis Vision(GVT) |
公開日 | 2017年7月23日 |
発行上限枚数 | 4,436,643.928533333333333331 GVT |
備考 | ERC20トークン |
取扱取引所 | Binance・HitBTC |
公式サイト | https://genesis.vision/ |
公式ツイッター | @genesis_vision |
ホワイトペーパー | https://genesis.vision/white-p… |

Genesis Visionは投資信託業界における情報、透明性、信頼の欠如を解消するために、ブロックチェーンとスマートコントラクトを利用する、プライベート信託管理プラットフォームです。
押さえておくポイントは3点だと思います。
- 実績があるトレーダーによって運用される。
- 投資家、マネージャー、ブローカーの参加者全員に利益がある
- 将来性は法規制に対してどう対応するか
Genesis Visionは仮想通貨なので金融当局は考慮しなくていいというスタンスですが、今後仮想通貨による取引が証券投資としてみなされる可能性があります。
ジェネシスビジョンは、自身のロードマップで開発状況を公開しています。2018年の段階ではテスト段階のベータ版のサービス提供が開始されます。
そして、2019年にはプラットフォームのVersion1がリリースされ、モバイルアプリや株式を使った資産運用ができるとのことです。
ジェネシスビジョンは、eToroやZulutradeのようなプラットフォームを目指しており、最終的には金やオイルといった金融商品も取り扱うと発表しています。
1月3日『ADA』 ロードマップ アップデート
スマートコントラクトの中でも複雑で、高度な契約内容も瞬時に記録することができるカルダノですが、12月18日(火)にCardano(カルダノ/ADA)の新バージョンである「Cardano 1.4」のリリースが発表されています。
「Cardano 1.4」ではブロックストレージの最適化、テストネットの公開、Linux(リナックス)からウォレットへのアクセスがサポートされ、更に、プログラミング言語「Rust」への対応が行えるようになりました。
ADAは1月3日9時?にアップデート。12月中下旬にはアップデート内容が公表され、その期待感から値上がりすることは容易に推測できますね。年始早々コケることはしないだろうから、かなり凄い情報が出てくるだろうという期待感も相まって、爆上げかな?
ADAがスキャムor notの議論とか、どーでもいい pic.twitter.com/YFvOwME8Vx— トレーダーペカ (@2424wine) December 1, 2017
ADAを保有しているユーザーからは、2019年はカルダノの年になるのではないかと言うコミュニティも多くあります。そういう点でも、年明けのロードマップに注目が集まります。
1月4日『BCH』 エアドロップ
Airdrop(エアドロップ)とは、ICOで資金調達をしたいプロジェクトなどが、マーケティングキャンペーンの一環として自社で発行したトークンを無償でユーザーに配布することをAirdropと呼びます。
AirDrop(エアドロップ)をすると発行運営元はそのプロジェクトトークン保有者を増やすことができます。
保有者を増やすとメリットとしては、プロジェクトを周知するきっかけになり、そのプロジェクトやサービスを利用してみたくなるなど広告効果があります。
ユーザーは無料配布を通じて通貨を手にするので、様々なリスクを負うことなく参加することが可能になります。
サービスプロジェクトが魅力的なものであれば、トークン購入者が現れて取引相場が形成され、トークンを売ることが可能となり、新たな開発資金を手にすることができるようになります。
また運営元がAirDrop(エアドロップ)をすることで自社の持つプロジェクトのユーザー評価をはかることができます。 投資家目線では無価値から挑戦するプロジェクトの場合、そのプロジェクトの自信を見たり図ったりすることができ、投資する立場としては安全面を図るリトマス紙のような意味合いもあります。
2019年のビットコインキャッシュが上昇の気運を作るかどうかについては、ビットコインマイニング大手のAntpool創業者「ジハン・ウー氏」に対して注目するべきではないかと考えています。
この人は、ビットコインキャッシュ(BCH)に対して、かなりの影響力がある人物であり、11月にビットコインキャッシュが一時3~4倍に価格が急騰した時期がありましたが、そのきっかけを作ったのが「ジハン・ウー氏」とされています。
ビットコインキャッシュの価格に注目する場合は、この人のTwitterには注目です。
1月16日 『ETH』 ハードフォーク
当初、2018年10月に予定されていた仮想通貨イーサリアム(ETH)の大型アップデート「コンスタンティノープル」は延期とされ、実施日が未定となっていましたが、「コンスタンティノープル」の実施日が、2019年1月16日水曜日に決定となりました。
この日程は、現時点でも予定とされていて、確定した正式な日付というわけではありません。開発者たちの会議では「コンスタンティノープル」にもし新たな問題が生じた場合は更に延期することは述べられています。
今回のコンスタンティノープルは、2017年から行われているメトロポリス(大都市)というアップデートが2段階あるのですが、今回予定されているのは、その2段階目が実行予定となっています。
メトロポリスのアップデートによって何が変わるのかを整理すると以下の3点となります。
- スマートコントラクトが簡略化されます。複雑なプログラミングが不要になり実装がしやすくなり、イーサリアムのプログラムの更なる普及とコスト削減が期待できます。
- イーサリアムでは、柔軟性があるアプリケーションがマイナスに働いて、たびたびハッキング被害に遭うなどのセキュリティ面で問題視がされていましたが、メトロポリスでセキュリティの強化が向上されます。
- 現在イーサリアムが採用しているコンセンサスアルゴリズムPoW(Proof of Work)からより効率の良いPoS(Proof of Stake)へ円滑に移行するとされています。
今回のアップデートによって、仮想通貨市場の調査を行う専門メディアではETHを大口投資家が大量に買い増ししていると発表しています。大口の動きだと短期間で大きく値動きする特徴を持っています。
今後、大口の買い注文が集中するなどの影響によって、価格を上昇する動きがみられた場合、現在溜まっている多くの売り注文量も大きく解消される可能性はあるでしょう。
1月16日『BTC』CBOE先物期限
先物取引は、売買の価格や数量などを約束しておいて、将来、満期日(契約期間の最終日)を迎えた時点で売買を完結させて行う取引の仕組みです。
レバレッジをかけたりすることで倍率を上げてハイリターンの取引を行うこともできると同時に、値下がり時にも利益を得ること(空売り)もできます。
CBOEが世界有数の取引量を誇るデリバティブ取引所であることから、ビットコイン先物取引がビットコイン価格に影響を与えると考えられています。CBOEビットコイン先物動向を見るための3つのポイントは以下の通りです。
- CBOEのビットコイン先物の基本仕様を把握しておく。
- CBOEで取引が可能な時間帯を確認しておく。
- CBOEのビットコイン先物の満期日を確認しておく。
レバレッジを掛けることが可能で、ショート(値段が下がった時に利益を獲得)、ロング(値段が上がった時に利益を獲得)のどちらのポジションもとることができます。取引の時間帯や、満期日を迎える直前には、値動きが活発になるので注意しながら取引しましょう。
1月17日『TRX』 サンフランシスコ サミット
トロン(TRX)は、ブロックチェーンをベースにした分散型のプロトコルで、データを自由に公開したり所有したりすることが可能で、世界中のクリエーターがデジタル資産の公開や配信・取引を自由に行うことが出来るようになるプラットフォームです。
そのトロン(TRX)初のサミット「niTROn Summit 2019」がサンフランシスコで開催が予定されています。このイベントでは、元NBA選手のコービー・ブライアント氏も出演が決定されており、注目を集めています。
Looking forward to having @kobebryant, CEO & President of Kobe Inc and #NBA legend, at our first international conference #niTROn2019!! Excited to exchange insights on entrepreneurship! Join the event https://t.co/ahMTEsixkg pic.twitter.com/WP7Gjcmx6D
— Justin Sun (@justinsuntron) November 20, 2018
1月24日『Bakkt』がビットコイン先物取引開始予定
当初、ビットコインの先物取引開始は12月12日に予定されていましたが、仮想通貨取引プラットフォームBakkt(バックト)の取引開始日を2019年1月24日まで延期する事が発表されていました。
しかし、現時点でも規制当局の認可を待っている状態にあり、2019年1月24日という日にちも確定したとは言い難い状況にあり、変更されることも視野にいれておいた方が良いかもしれません。
ただ、Bakkt開始のニュースは、この現在低迷が続く仮想通貨市場の中で、ビットコインETFの承認より重要だと示す声もあります。
アメリカの仮想通貨調査企業、Ironwood Research GroupがBakktに関する公開討論では以下のように伝えています。
「先物取引」を開始することで、機関投資家を十分に満足させることができた場合、仮想通貨市場に大きな衝撃をもたらすことになるだろう。 私の考えでは、Bakktは「ビットコインETF」以上に重要や役割を持つ可能性がある。
これらは、機関投資家の参入障壁を下げる可能性があるとして期待感が高まっています。またそれだけでなく、米SEC(米国証券取引委員会)のビットコインETF(上場投資信託)に対する見方も変える可能性を期待する声も出ています。
1月25日『BTC』CME先物期限
これまで、仮想通貨市場には機関投資家やヘッジファンドと等、投資のプロがほとんど参入していませんでした。それは、投資のプロから見た仮想通貨の市場は、先物取引所や株式市場と比較するとリスクが高いのと信用が低いためです。
しかし、CBOE (シカゴ・オプション取引所) やCME (シカゴ・マーカンタイル取引所)がビットコインの先物取引を開始したことより、投資の環境が整ったといえます。
CBOEとCMEの違いは、CMEの方が、CBOEよりも取引単位が大きく、満期日が異なります。下記にビットコイン先物の基本仕様を整理してみましょう。
先物シンボル
BTC
契約の種類
四半期契約・連続月契約
満期日
当限月の最終金曜日
トレード制限
BTC価格が、前日比で7%13%の変動があった場合、一時的に取引は休止BRRから20%を超えた価格帯での取引は禁止
価格
CMEとクリプト・ファシリティーズ社(CF)が開発したビットコインのドル建て参考基準レート(BRR)
取引単位
5 BTC
先物期限を迎える数日前には値動きが活発になることもあるので「当限月の最終金曜日」は注意しておくことをお勧めします。
1月25日『ETH,0x』ベルリン カンファレンス
Ethereumの共同創設者であり、暗号の有名人でもあるJoseph Lubinは、ベルリンという街は、インフラストラクチャーや、才能に優れたプログラマーを有する点において、ブロックチェーンにとって最も重要な場所であると述べています。
以上が、2019年の年明けに予定されている暗号通貨業界のファンダメンタルに繋がるイベント予定です。詳細が分かり次第、随時更新していこうと思います。2019年の投資へのご参考になれば幸いです。
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