ゴールドマンサックス仮想通貨参入で価格に影響は!?

5月にゴールドマンサックスが仮想通貨市場に参入するというニュースが流れました。ゴールドマンサックスが本格的に仮想通貨市場に参入をしてきたとしたら仮想通貨の価格変動は起きるのか…

ゴールドマンサックスの参入記事

アメリカの大手金融グループのゴールドマンサックス(GS)はビットコインの取引を開始すると取締役会で決定したことを5月2日付のニューヨークタイムズが報じた。

ゴールドマンサックスは顧客のため、数週間以内(開始日は未定)に自分たちの資金を使ってビットコイン先物の取引を開始するという。

ゴールドマンサックスのビットコイン市場に参入する姿勢は2017年10月ごろに複数メディアが報じていた。

米トムソン・ロイターが2018年4月24日に発表したアンケート調査では、世界の伝統的な金融機関のうち少なくとも50社が半年以内に仮想通貨の取引に参入する予定だ。

2018年は海外の大手金融機関が仮想通貨市場に参入する歴史的な1年間になりそうだ。

ビットコイン新時代、ゴールドマンサックスが仮想通貨に参入 5月にも

 

ゴールドマンサックスについて

ゴールドマン・サックスは、投資銀行業務や証券業務および資産運用業務を中心に、多岐にわたる世界有数の金融機関となります。その規模として、預かり資産1,178億ドル(11兆7800億円)という巨額の資金を動かしています。名実ともにトップの投資銀行M&A(合併・買収)として、戦略的な事業拡大などのビジネスをしており、企業価値の向上を目指すプリンシパル投資(自己資金を使った投資)も行っています。

ゴールドマン・サックスの強さの秘訣は、徹底した合理主義と人脈にあると言われています。合理主義の裏には、組織に関わる人材に対しても合理を求める故に、人事制度として毎年従業員の約5%が解雇されていると言うこともあるようで、合理性に基づいた組織運営は伝統的に行われていると言われています。その合理性から打ち出される経済情勢を先読みして最大の利益を生み出す手法は、リーマンショックの時に、逆張りで唯一稼ぎを叩き出したというのは有名な話です。

日本での投資実績について

投資銀行業務では、日本でもいくつかの投資事例があります。今では人気が高いユニバーサル・スタジオ・ジャパンが経営難に陥っていた時に支援を行ったり、成長が見込まれる企業に対しては多額の投資を行ったりしています。ゴールドマンサックスの強みは、長期間にわたり多くの資金が提供できることと言えるのではないでしょうか。

  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの投資
  • イー・アクセス、イー・モバイルへの出資
  • 郵便貯金、簡易生命保険の投資顧問、年金の運用
  • NTTドコモの海外サポート
  • 経営不振のゴルフ場の立て直し再建

今後、市場への参入で変化はするのか

ゴールドマンサックスの参入で市場は変わるのか・・・
私の個人的な見解で言うと「参入してくる分野」によると思います。

仮想通貨市場に参入する分野を大きく分けると、以下の4つに分かれると思います。
まず一つは、「取引所への参入」です。取引所への参入となると、そこまでゴールドマンサックス本来の強みは活かすことが出来ないのではと思います。それは、既に取引所の数だけで言えば、多数ある中で、あまり旨みがないと言う考えです。

二つ目は、「ICOとしての参入」です。これは、ゴールドマンサックスが、新たなICOとして直接的に仮想通貨の市場に参入することを意味しますが、これは、見込みとしては薄いと思います。経済の専門的な投資畑で成果を上げてきた点で言えば、エンジニアが凌ぎを削る分野に参入してくるとは考えにくいと言えるでしょう。

三つ目は、「企業投資での参入」です。これは、前項の二つよりも可能性が高いと思います。ICOを計画している企業やトークンを発行しようとしている企業などに直接的に投資する。これは、本来、ゴールドマンサックスが得意とするスタイルだとすれば、この参入形態が最も有力であると考えます。

四つ目は、「ファンドで直接市場参入」です。これは、仮想通貨の仕組み上、中央集権を持たないという性質を持ち合わせていて、投機的な形で価格変動を起こすと言う点で言えば、大量の資金があれば価格操作が可能であると考えています。意図的なバブルを匂わせ一般投資家からの注目を集めて価格が上がったところで売り抜ける。この線が最も可能性が高いのではないかと思います。

ゴールドマンサックス位の組織になれば、自分達の市場に対する影響度や、立ち位置なんかは分かっていると思います。ある程度のポジショントークを行い、市場への期待を煽って自分達に有意な市場を形成することが、ブランドと資金と人脈があれば可能であるというの見解です。

私、個人的には、ゴールドマンサックスの参入という事案で、長期的に上がる要素としては少なく、短期の投機対象の見方で、上げの材料として見る分には良いですが、長期的な対象で見るには、ゴールドマンサックスの動きで、どれだけの一般投資家や企業の新規参入が見込めるのかが大切な視点だと思います。

結論としては、ゴールドマンサックスの直接参入で即時的に市場が変わる見込みは薄く、参入を契機にして、他の企業や一般投資家が増えるかが重要であるとみています。その点で言えば、参入表明の5月から、半年後の年末辺りにこれらの影響が市場に反映してくる可能性はあるとみています。

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪在中の個人投資家・企画マーケッター。これまで株式投資・FX等の経験を経て、2016年から仮想通貨トレードを開始。2017年の仮想通貨バブルで一定の資産形成に成功しました。 現在は、初心者向けのスタートアップの解説サイト「仮想通貨INVEST2.0」を運営しながら、企画マーケティングのビジネスを展開しています。主に企画コンサルティング・商品開発サポート・販促マーケティングをしています。仮想通貨に限らず様々な情報をお届けします。